画像は活版印刷の招待状です。用紙は手作りコットン紙です。まわりがぼけぼけとしてます。耳付き紙ともいいます。
活版印刷時間が通常の倍以上かかるんです^^;
画像の用紙は手作りコットン紙です。まわりが耳付きの素晴らしい風合いの用紙です。わたしは大好きなんですが、活版印刷するには、テクニックと根気が必要です。この用紙は耳付きなので印刷する絵柄の位置が定まらないのです。1色ならまだいいのですが2色になるとどうしてもズレが生じます。このズレはどうしようもないのですが、少しでもズレを小さくする努力は必要です。あまり細かいことをお伝えしても、誰も関心はないので(^_^;)このあたりでやめときますがとにかく難しい。
凹みの深さも一定ではないです。厚い用紙もあれば、少しだけ薄めの用紙もあります。そうすると、どうしても凹みの深さが一定ではなくなります。これも難しい。一枚一枚、微妙に調整しながらチェックしながらの印刷作業なので、時間もとてもかかります。
一生に一度の招待状なので、手のかかった用紙もいいもんですよ。
カーサブルーがいつも心がけているのは「シンプル」ということ。なるべく用紙の素材がいきるデザインを目指してます。この手作り用紙こそ、素材をいかしたいと思います。この用紙を使用する場合は、あまり多色刷りをせず、単色で活版印刷するよう意識してます。またその方がとても引き締まった感じに仕上がります。
この用紙を使用すると少し金額が高くなりますが、一生に一度の結婚式の招待状や席次表です。ぜひご検討ください。